ヤドリギ

遺書代わりのメモ

スタートアップは参加するものではなく、自分で始めるもの

「スタートアップ」という単語を目にすることが増えた。スタートアップというのは結構定義が曖昧なんだけど、簡単にまとめればできたばっかりのベンチャー企業、といったところだろうか。実際に自分が仕事をしている中でこの界隈の人と会うことは少なくないんだけど、優秀な人、優秀に見せようと必死で好感が持てる人が多い。

今、学生だったり若手社員だったりしている人たちの中に、伸びているスタートアップに参加したいと思っている人は少なくないはずだ。なんかおもしろそう、このままサラリーマンを続けるよりずっと充実した日々を送れそう、そんな考えでファウンダーのTwitterFacebookを眺めたり、登壇するイベントに参加したりしているかもしれない。

でも、そういった考えでは雇ってもらえる、もしくはインターン、協力者として仕事の手伝いをさせてもらえることはないと思う。彼らは忙しいし、それこそ利益を出すか、赤字で潰れるかのギリギリのラインを毎日のようにさまよっているので、中途半端な気持ちで参加しようとする人を受け入れる隙間はない。

じゃあどうしたらいいのか?というと、まずはポートフォリオを作ることだ。ウェブサービスを作っているスタートアップに参加したいのであれば、自分が欲しいと思っているウェブサービスを全力で作ること。要するにプログラムを覚えてエンジニアとしての価値を高めることだ。ありがたいことに日本は日本語の参考書がたくさんあるし、わからないことがでてきたらググればだいたいのことは解決する。平日の仕事の後や休日にコードを書きながら作ってみよう。

さて、完成した。次はそのサービスを徹底的に宣伝することだ。お金をかけて広告を出しても良いし、ソーシャルメディア上で影響力のある人に「こんなの作りました!」とアプローチしてみるのもいいかもしれない。うまくいけば記事にしてくれるかもしれないし、RTされたりシェアされたりして拡散されるかもしれない。ここでマーケティングも学べば、広報力があるエンジニアとしてユニークな立場になれるだろう。

最後に、できるのであればマネタイズに挑戦してみよう。Google Adsenseをはじめとしたネット広告を掲載し、クリック率が高くなるサイズや位置を計算し、毎日の収益をチェックしよう。最低でも毎月のサーバ代だけでも確保できるようになれば、かなり気は楽になるはず。この時点で、広報力があり、利益を出せるエンジニアとしてどこで働いても恥ずかしくない実力が身についているはずだ。

ここまで読んでもらって、タイトルの意味はわかってもらえただろうか。ここまでうまくいく人は100人のうち2,3人いれば良い方だ。だから、もしこれだけ良い流れで成長したら、自分で会社、もしくは団体を立ち上げてみよう。そして、憧れているスタートアップにアプローチしてみるのだ。

スタートアップは自分で始めるもの。立ち上げたと同時に、あなたの憧れの人は「仲間」となるだろう。