ヤドリギ

遺書代わりのメモ

月給20万で株式投資を始める現実的な方法

自分は投資家ではないが、今までの人生の中で儲けてきた金の2割くらいは投資によって得たものだ。お金を貯め、プロの投資家に教えを請い、地道にコツコツと投資をし続け、自分の中で決めた基準を越えたら、プラスであろうとマイナスであろうと自動的に売る。そんな投資法で、今までそれなりに儲けさせてもらった(もちろん、大損をして泣きそうになったことも)。

今日は、月給20万くらい人でもできる、すごく極端な投資の方法を書いてみようと思う。なぜ20万かというと、自分が投資を始めた頃の給料がそれくらいだったからだ。

投資に人情はいらない

最初に心構えとして覚えてほしいこととしては、投資に望むときは一切の人情を捨てることだ。

利益を出したいのなら、「この人の考え方が好き」とか「友達が働いているから応援したい」とか、そんな感情は一切抜きにして、売り上げや業績予想など、客観的な事実だけを見るようにする。その上で儲かりそうな企業に投資をする。

普段の生活においてはいくらでもお人よしで構わないが、投資のときだけは冷徹な人間になろう。

身も蓋も無い事実を受け入れる

以前、東電株を震災直後に買って儲けたという話を書かせていただいたが、投資の世界はとにかくドライだ。それを受け入れたものだけが利益を出すことができる。

みんなに嫌われている会社の株であろうが、世界中から愛されている会社の株であろうが、買った後に上がれば儲かるし、下がれば損をする。非常にわかりやすい構造だ。

Appleがどれだけ中国の工場においてブラックな労働をさせようとも、そしてそこで自殺者が次々と出ようとも、株価は上がり続けた(好調時の話)。逆に、労働者を厚遇し、給料をたくさん与える企業は人件費がかかりすぎると投資家から失格の烙印を押され、株価が下がる。

投資の世界ではそんな身も蓋も無い事実を受け入れなければ、利益を出すことができない。

売るタイミングはルールに従う

今はネットで取引ができるので、「○%増えた、減った」という数値の変化に従った取引がしやすくなった。なので、売るタイミングは損をしても得をしてもルールに従ったほうが良い。

オススメなのは、15%ルールだ。買った時より株価が15%変化したら、どれだけ上昇中でも、下がりはしたものの復活する可能性があるといった報道があっても、システムに任せて売ってしまおう。それが一番健全な取引だ。

実際に株式投資を始めるとわかるのだが、それほど余裕の無い種銭で始めると、本当に株価の動きが気になる。ヘタをすると、毎日市場が空いている時間帯には5分おきくらいに株価をチェックするくらいに気になることだろう。

本来なら株式投資は副業的にやるものなので、毎日株価とにらめっこする日々を送るのは本業に影響を及ぼす。なので、大きく利益が出ないよう、そして損もしないようにシステム化しておくことをおすすめする。

掲示板の情報はアテにしてはいけない

Yahoo!掲示板や2ちゃんねるといった匿名情報が渦巻く掲示板の情報は、絶対に参考にしてはいけない。

眺めていればわかるが、あそこには根拠の無い情報がたくさん混じっている。時には有力な情報もあるかもしれないが、それは全体の0.1%あるかないかで、しかも四季報を読んでいればわかるようなことだったりする。

投資に必要な情報として、ネットに書き込まれるものはほぼ役立たないと考えて良い。参考にすべきは日経や四季報など、企業ごとに調査する人員を確保している企業の出している情報だ。

1年で5万くらいの利益を出す感覚で

一攫千金を夢見る人には申し訳ないが、投資のリターンは種銭の多さに比例するので、数十万単位での投資だと、1年間で5万円くらい利益が出せれば上々。10万だったら優秀、といったところだ。

昨今の日本企業の成長率を見ればわかる通り、倍々ゲームで伸びる企業というのはもうほとんどない。なので、1年で5万くらいの利益を出す感覚で投資をしよう。1ヶ月に1回飲みに行く代金を稼ぐ感覚でやれば、無茶をして大きな借金を抱えることに、なんてことはなくなるはずだ。