ヤドリギ

遺書代わりのメモ

なぜサッカー日本代表はいつもW杯直前に揉めるんだろうか

私はサッカーは代表戦やたまに地上波でやってるJリーグとか海外リーグの試合くらいしか見ないのですが、そんな自分でも知っていることは、日本代表はW杯前に必ず監督を無視したミーティングを決行することです。

ザック抜きミーティング!本田が長谷部が遠藤が危機感 (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

なんでしょう、この辺ってどの国でもそうなんでしょうか。それともDNAみたいなものなんでしょうか。

上記URLの記事を見ると

 主な目的は、選手間の意識の統一にある。ザッケローニ監督の戦術を基本とし、選手間の意識を統一する狙い。実際、東欧遠征でのミーティングでは例えば、攻撃エリアで出すパスの種類で言えば、前回は相手DFラインの裏へのパスを出さずに攻めること。そして、原則禁止されているサイドチェンジについては、状況に応じて、多少織り交ぜる―など。これらについて、意識を統一したという。

 今遠征でも、引き続き、戦術の細部の確認をする見込みだ。主将MF長谷部(ニュルンベルク)、MF本田(CSKAモスクワ)、MF遠藤(G大阪)らが音頭を取り、善後策を話し合うとみられる。もちろんミーティングを開催した際には、監督に、目的と内容の報告を行う。現状を打破するために、選手も知恵を絞り出すというスタンスで臨む。

とあるんですが、直前に関わらず普段の練習時にやっとけよと思うのは自分だけでしょうか。それとも、普段から意思の統一はやろうとしているけど結果が出ていないからミーティングするということなんでしょうか。後者だと余計に監督の考えている戦術と選手間の意識の差が出てきそうな気がするのですが…

あと、W杯を目前にして監督解任論が出てくるのも日本ならではなんでしょうか。予選は長期戦、本戦は短期決戦と考えられていて、それぞれの監督に得手不得手があって…みたいな前提があって、ザッケローニは短期が弱いので解任して、W杯に特化したチームを作れる監督を…みたいな話だとわかるのですが。とにかく負けるから解任、という話が私にはよくわからないのです。

ザックジャパンの欧州遠征は過去に2回あり、2012年はサン=ドニでフランス代表を1-0で撃破した後に山王戦後の湘北のごとくブラジルに0-4でボコられました、そして、2013年はこの前セルビアベラルーシに破れたのが記憶に新しいと思います。

よく見たらブラジル除くとヨーロッパのチームとホームで対戦した経験は3戦しかないわけで、これで解任というのであれば、解任後の監督の得意戦術やアウェー戦での戦い方について、圧倒的にザッケローニを上回っている結果、証拠がなければ、監督の交代については選手もサッカーファンも納得できないと思うんです。今回の欧州遠征でベルギー、オランダに蹂躙されるとさすがに「アカン」となると思うのですが、その結果が出る前から解任を求める声を大きくすることは、選手のメンタルに悪影響を及ぼしてしまうのではないかなぁと。

会社でも、数ヶ月後に会社を去ることが決まっている上司と仕事をするのはあまり気が乗らないように、解任が前提になっているような監督の指示を頭に入れることはなかなかうまくいかないんじゃないかと思います。最近の日本代表の不調って、選ばれた選手がチームの控えだったり結果を出せていなかったりすることも一因にあると思うのですが、メディアが監督解任論を強めることによって選手のやる気を削いでいることも大きいんじゃないかなぁと。

サッカーは一戦一戦が貴重なので勝ちも負けも影響が大きいことはわかるのですが、せっかく出場権を得た大会を前にして、チーム作りを邪魔するようなもめ事が起きるのは見ている立場としてなんだかな…と考えてしまうのです。