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ヤドリギ

遺書代わりのメモ

ソーシャルグッドな人たちって、どうしてあんなに自己愛を強めることができるんでしょうか

なんというか、「ファッ!?」となってしまう記事がありまして。

母親にも「もう無理!」と声を上げて投げ出す権利がある 母親にも「もう無理!」と声を上げて投げ出す権利がある

上澄みだけ掬うとなんか感動的な記事に見えるのですが、よく、というか冷静に読むとラーメン二郎ヤサイチョモランマを越える高く積みあがった自己愛に溢れる記事で予想通り女性からの「は?」な反応が多く、とても愉快なソーシャルグッドとなっています。

この記事をまとめると「ぼく、じぶんとおれがだいすき!」以外にないのですが、それだとわけがわからないので最近流行の「ざっくり言うと」でまとめてみると

・とある日、母親が子供に怒鳴り散らし2階に上がっていく

・俺将、妻の後を追い「全部ひとりで抱え込むなよ」と一言だけ声をかける

・~エンドロール~(全体の8割)

と、R100より客が入らなそうなストーリーとなっています。

この記事の消化不良な点は、母親が発狂するまでの過程がカットされた上で、父親が母親の問題点を解決したかのような内容になっていることです。

一番背筋が凍ったのはここで、母親が子供に怒鳴り散らしているシーンなのですが

でもこの日は、ちょっと妻の様子が尋常ではない。言い分を聞いて、少しでも感情の高ぶりを散らそうと「なに、どうしたの?」と割って入る。

 

が、妻の話は、まったく要領を得ない。

 

相手に理解してもらう努力を一切放棄してしまうくらい、興奮しすぎていたんですよ。

 

あまりに4歳の娘がかわいそうだし、2歳の息子も呆然と母親を見上げる始末なので、「何言ってんだよ! 意味わかんねーよ。頭おかしいんじゃないのか!!」と強く言い返しました。

 

すると妻は、泣き崩れるかのように、

 

「頭おかしいんだよ!」

 

「疲れてるんだよ!!」

 

と叫んだんです。

はい、アウト。 

母親を発狂させている原因を作っている時点でアウトなのと、「何言ってんだよ! 意味わかんねーよ。頭おかしいんじゃないのか!!」と、子供にとってはトラウマになる記憶を1つ作って2アウト。おそらくこのシーン、子供たちはずっと覚えているはずです。

んで、この後に

妻はそのまま、2階へあがって行きました。

 

僕は、子供たちに声をかけて「大丈夫だよ」とフォロー。

 

そのあとで妻の後を追いかけて、

 

「(大変なら)呼んでくれれば、車で迎えに行くから。全部ひとりで抱え込んでそんなんになってたんじゃ、自分だって大変だし、子供たちもかわいそうだよ」

 

言ったのは、たったひと言、それだけ。

とあるんですが、ここで離婚を決断する女性は結構いるんじゃないでしょうか。離婚はちょっと大げさですが、「あぁ、こいつ何もわかってないんだ」と、さらに子育ての問題を抱え込むことになると思います。子供たちも「何言ってんだよ! 意味わかんねーよ。頭おかしいんじゃないのか!!」と叫んだばかりの父親が「大丈夫だよ」と言って階段を上がっていく姿を見て「大丈夫じゃないのはお前だよ」と突っ込みを入れたかったのではないでしょうか。なんというか、これだけ自己肯定が強いとある意味清々しい。

この後に「ワイは子育てのためにフリーになったやで~」という服を着てる小島よしお並にどうでもいい一文から始まるポエムが続くのですが、そこについての言及は尺の都合でカットします。僕も忙しいんで。

正直、こういった父親の対応で子育ての問題が解決するのなら尾木ママはいらないと思うのですが、ソーシャルグッドな方々は感動しているようで、どうも彼らの思考回路がよくわかりません。彼らは自分が好きな人が好きなんでしょうか。夫婦で子育てと言う割には、Facebook覗いたら子供の写真ばかり出てきて奥さんの話微塵も出てこないし。

個人的には、この熱いポエムに対する母親のアンサーソングを読んでみたいところです。たぶんすごい内容になってお父さん失禁するんじゃないかと。