ヤドリギ

遺書代わりのメモ

謝罪を手伝ってあげてから復活した若手の話

どの時代でもそうだと思うのですが、能力があるのに謝罪がヘタな人がいます。その性格が災いして仕事を失ってフェードアウト、なんてことを何度か見て、もったいないなぁと思っていました。

というわけで、先日謝らないといけないような案件をいくつか抱えて首が回らなくなっていた若手フリーランスの謝罪のお手伝いをしました。もちろん、手伝った後はしばらくタダ働きしてもらうことを前提に。

その子、能力は間違いなく高いのですがプライドが中途半端に高く、ちょっとクライアントからミスを指摘されるとふてくされて仕事が遅れるという悪いクセがありまして。それが積もり積もって、クライアントからの評価が下がりはじめているところだったのです。

普段はこういうの放置しておくんですが、ちょっと年末にかけて忙しくなりそうだったので安価な労働力確保のために謝罪行脚のお手伝い。具体的には、遅れた理由の報告と今後の対応をまとめたメールとか電話連絡とか、一人だとなかなか気が乗らなくて放置してしまう事案を一緒にやってあげました。

もちろん、謝罪は私が書いたり言ったりするのではなく、本人がやることです。こういうのは一人だとやらないので、「ほら、言っちゃえば楽になるぞ」と軽くプレッシャーをかけてあげるのが私の仕事。結果として問題を起こしていた案件は全件「それならまあ仕方ない、次は頑張れよ」と許してもらい、廃業の危機はまぬがれたかな、というオチになりました。

おもしろかったのは、その後一気に復活したこと。レスが速くなり、納品物のレベルも上がったという話を聞きました。私の仕事も積極的に手伝ってくれますし、あまり気が乗らない仕事ではありましたが、謝ることを手伝ってあげるというのは悪いことではないのかもしれません。

もし、皆さんの周りにも同じような人がいたら、謝ることを手伝う、いや見守ってあげると良いかもしれません。それがその人の性格を矯正するきっかけになるかもしれませんし、見守った人に思わぬ利益をもたらす可能性もありますので。

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