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ヤドリギ

遺書代わりのメモ

不正をしないで儲けるのは無理なので、ルールの穴をついて儲けることを繰り返すのが最善策

「あいつは不正な方法で儲けている!けしからん!」なんて話を見るとつい自分も乗っかって批判したくなってしまうものなのですが、実際にその手法を調べてみると巧みにルールの穴を付いたものだった。そんなことが結構あります。なので、不正と言ってはいますが、実際は上手な儲け方なのです。

自分も今まで、ルールの穴を付いた“不正”なことは何度かしてきた経験があります。といっても儲けは微々たるもので、他の人も気づいてやってきたころには規制するルールができて「はいおしまい」みたいなものですが。

セキュリティホールを見つけたハッカーが感謝されるように、ルールに欠陥があったらそれを知らせるつもりで動けば良いだけのことです。それは金につながるかもしれないし、人脈につながるかもしれないし、次の仕事につながるかもしれない。少なくとも穴を付くことで儲かるのであれば、やらない人はバカだと思っています。

みなさん「ルールは守るべきだ」という認識があると思うのですが自分の考えはちょっと違っていて。実際に規制される立場に立ったものからの意見を述べさせてもらうと、今できているルールのほとんどは今まで儲けすぎてきた人たちを静止するためにできたものです。

例えば振り込め詐欺は、実際に振り込まれると取り返すことが難しいというこの国のルールの穴を付いたものだったので、銀行は一度に振り込める金額を抑えるという新しいルールを作って対抗しました。そうしたら、次はそのルールの穴を付いて下ろしたお金を受け取る人が出てくる。息子を装ったり警察のフリをしたりと、そういう部分での罪はもちろんあるのですが、金銭の受け取り方法については、認めるのはちょっと嫌ですがルールを守っているわけです。

自分たちがやったことも似たようなことでした。さすがに人は騙してはいませんが、「あ、これセキュリティホールじゃね?」みたいな感じで見つけた穴を付いてお金を手に入れる。で、それに気づいた他の悪い業者が入ってきたら店じまい。そんなことを繰り返して稼ぐわけです。んで、そのお金を使って真っ当な仕事をしているのが今。

具体例としては、今結構な数が出てきて、摘発も増えているガールズバーを初期に経営していたことがありました。あれはカウンター越しであればキャバクラにはならないため、バーと同じく朝まで経営できるという利点がある。というわけで、黎明期のころは数が少なくかわいい子を多く抱えられたため、それなりに売上を上げることができました。今は未成年を働かせるとか、過激なユニフォームで客を引くとか、そういう方向に進化してしまったので、早々に店をたたんでいます。今はもう参入するつもりはありません。

というわけで不正、と言われていることはルールの穴を付いた真っ当な仕事であることが結構あるのです。そして、ルールは儲けさせないためにあるので、稼ぎを増やすためには穴を付く必要があります。

ルールを守り、法律を遵守して、という仕事で儲けられるのは、老害の多い大手くらいのものです。そうなると体力勝負になって勝てるわけがないので、自分たちはルールの穴を探しつつ、大手資本と戦う力をつけていきましょう。