ヤドリギ

遺書代わりのメモ

光速で謝るトレーニングを課す会社

美しい土下座をしろという意味ではなく、社員に光速で謝るトレーニングを課すことがあります。主にプライドが高めの人向けなのですが、もうとにかく、プライドをへし折り、謝ることを義務化し、時には減給もいとわないくらいの勢いで教え込みます。

目的は謝るのを上手にさせるのではなく、嘘をつかない社員を作ることにあります。猪瀬都知事が嘘に嘘を重ねて一気に信用が崩壊しているように、会社も嘘が増えていくと、どこかで崩壊します。なので、小さい嘘はどうしてもゼロにはできませんが、ミスの隠蔽みたいなものはゼロにしなければなりません。光速で謝るトレーニングは、隠蔽をゼロにするための教育といったところです。

時には病んじゃう人もいるんですが、それは嘘をついているのが悪いのであって、嘘さえつかなければ平和に暮らせるわけです。寝坊を体調不良と言い換えたり、連絡していないのに連絡したと言い張ったり、そういう人が会社を沈めることは結構あるので、ここは経営面で妥協してはいけないところです。

なので、自分の持っている会社は結構バカ正直な連絡が飛び交います。「すいません!寝坊してしまいました。10時のMTG間に合いそうにありません」みたいなメールが普通にメーリスに飛んできているのを見ると、寝坊の是非はさておき、嘘をつかない方が結果としてイメージダウンにはならないよなぁ、と思うのです。

ミスの報告も素直に上がってきます。もちろん大きなものだとやらかした人に厳重注意したり、顧客先に行って謝ったりしないといけないこともあるのですが、小さいものは現場が光速で謝って、原因を解明し解決するようにしているので、大きなトラブルになることは滅多にありません。

ミスの影響が大きくなる前にさっさと原因を見つけて潰して謝る、という当たり前のようで難しい習慣は、なかなか身に付かないものです。特に平社員にまでなると、給料に影響が出そうで怖いとか、プライドが許さないとかでなかなか浸透しません。特に最近は若い世代になるほど謝れない人が増えていると感じています。気に入らないことがあったら、すぐにネットに逃げられるという意識が強いからなのかもしれません。

なので、光速で謝る習慣は経営者、チームリーダーがあえて悪役になって教育する必要があると考えています。