ヤドリギ

遺書代わりのメモ

プライドを捨てよ、自分の実力を知ろう

いやなんか、アホじゃないのと思う案件があるのですが

「もう役所には行きたくない」生活保護申請の現場で絶望する困窮者たち|「引きこもり」するオトナたち|ダイヤモンド・オンライン 「もう役所には行きたくない」生活保護申請の現場で絶望する困窮者たち|「引きこもり」するオトナたち|ダイヤモンド・オンライン

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これに出てくる2人、両方ともプライド捨てれば終わりじゃないですか。ブコメ欄に「追い詰められた状況だからこそプライドが必要なんじゃね?」という意見があったんですが、この記事に出てくる2人は追い詰められてるんじゃなくて、問題解決を先延ばしにしてるだけなんですよ。

前半の(たぶん)30代男性は

アパートで、独身の妹と2人暮らし。仕事をしている妹は、結婚を夢見てアパートを出たがっていたが、兄の面倒を見るために、それも叶わない状態だった。

と、ライフラインはなんだかんだで確保できていますし、後半の起業うんぬんの男性は起業大失敗で貧乏状態になった時に

しかし、ほとんど家出のように出てきてしまったこともあり、親にすがるわけにもいかない。

 

「とわけのわからないことをry」みたいな展開になった後に、役所の人が来て

数日に1回、家まで訪ねてくる職員の説得で、半月後、親に事情を話し、数ヵ月分の生活費を送ってもらうことができました

となっているんですが、なんでしょう、この両方とも助かる方法はたくさんあるのに全部プライドで台無しにしている感じ。もったいないことこの上ないです。

私がなぜこの手の記事を見るときつい物言いになってしまうのかというと、今までこういう生活困窮者にパソコンあげて、友人のプログラマと一緒に自宅を訪問してプログラミングを教えるプロジェクトをやっていたことがあるんです。でも、PHPHello World表示させる時点で「わからない」「どうすればいいか」「私には向いていない」を連発して何もやろうとしなくて、じゃあ他の言語にしようと思ってもダメで、宿題を与えても次回訪問時に「体調が悪くてやってない」って、お前宿題って1行書くだけやぞ!な展開が続発しまして、2年くらいで頓挫しました。ブラウザの履歴をこっそり見たら、だいたい朝3時くらいまで2ちゃんに書き込んだりエロサイト見たりしてて、何度か本気で泣きそうになったことがあります。

「ネットビジネスだからダメなんだよ」という意見に反論するとしたら、持っている会社で雇ったこともあるんですよ。でもね、95%くらいが半年持たないんですよ。リハビリと称して通勤ラッシュの時間帯を避けて12時出勤にして、仕事内容もエクセルの数値を入力するだけとか、社内全体で過保護レベルで易しい仕事だけを振るようにしていたんです。

でもね、これだけやっても、突如いなくなるんです。きっかけは人それぞれなのですが、だいたいがミスを指摘したとき。まあエクセルの数式がちょっとだけ間違っていたとか、メールでファイルの添付を忘れていたとか些細なものなのですが、「私じゃない」「ウイルスだ」「そのメールが送信された時間に私は席にいなかった。調べてください」「最後にファイルを更新をしたのが○さんだから○さんのミスに違いない」とか、よく思いつくなというくらいバリエーション豊かな言い訳をして自分のせいではないことを主張し、次の日から来なくなります。メールも電話も一切拒否。家を訪ねれば居留守です。宅配便は出るのにね。そんなパターンが何回も続いて、もううんざりして生活保護圏内にいる人を助けるのはやめました。

何人か雇ってわかったことは、どうも彼らの心の中には「優秀な自分」という別人格があって、それを否定されるのを怖がっているということです。ちょっと謝れば、というかミスを認めてくれればこちらとしても何もそれ以上は追及しないし、雇う身としては必ず戦力として仕上げるつもりで雇っていたんですが…現代人のプライドの高さ、マジやばいです。

なので、私はこの手の記事を見ると「よし!助けを求められないなら死ね!」としか思いません。彼らに必要なのは簡単な生活保護申請の仕組みではなく、セーフティネットの拡充でもなく、「“本当の自分”の小ささ」と真剣に向き合う姿勢だと思います。

俺はまだ本気出してないだけ 1 (IKKI COMICS)

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