ヤドリギ

遺書代わりのメモ

社会の中でくすぶっている30代の貴方へ

働き盛りであり、社会人として差がつき始める世代でもある30代をくすぶりながら過ごしている皆さん。いかがおすごしでしょうか。2014年になって1ヶ月が経とうとしていますが、すでに来年の正月休みを楽しみにしながら日々が終わっていたりするのでしょうか。

くすぶっている理由はたった1つ

貴方がくすぶっている理由はただ1つです。自分が一番だと思い込みすぎです。今日も上司に怒られ、後輩からの突き上げを食らって溜まったストレスを、酒を飲んだり、Twitterの匿名垢で毒を吐いたり、2ちゃんねるまとめで自分以下の人間の不幸話を見たりして解消しているのでしょう。

貴方がネットで得ているその万能感は、深夜になるとさらに強さを増します。この時間帯、きっと貴方は都知事選に立候補しているどの人よりも賢く、エネルギー問題も景気対策も人口減問題も全て解決できる人になっていることでしょう。

でも、これから寝て、朝起きた時、万能だった自分はどこかへ行き、出社してからは何も出来ない自分と向き合います。午前中に仕上げないといけない仕事が終わらず、同僚から誘われていたランチを「○○さんからどうしても昼までに仕上げてって言われてさー、ごめんね」と嘘をついて断ったり、会議で提出した企画書を後輩の目の前でダメ出しされて恥をかいたり、「今日調子いいから、明日の分も終わらせて帰ろうかなー」と言いながら、実際は仕事が全く終わっていなかったりしていることでしょう。

気づいているでしょうか。貴方の今の仕事を、誰も手伝ってくれないことを。目の前で同僚が他案件をどうするかを話し合っているのに、貴方の席には一日中誰も訪れません。

さらに、会議に呼ばれていないことに気づきます。飲み会があるたびに「この会議、意味ないよね。会議っていうのはさ…」と、後輩達に偉そうに「本当の会議」について話をしていたら、望みどおり意味のない会議には呼ばれなくなりました。

「忙しそうなので、作業時間を奪ったら悪いかなと思いまして」

貴方を呼ばなくなった理由を聞いたら、彼らはそう答えるでしょう。貴方が抱えている案件の数は誰よりも少なく、難易度も高くないのに。気づけば社内での貴方の立場は「常に忙しい人」となり、出世のかかる重要な仕事が来た時も「彼は手一杯だから、○○君頼むわ」と、後輩達に回されるようになります。

周りから使えない30代と判断される瞬間

後輩が手一杯になったとき、貴方に久しぶりに社内コミュニケーションの機会が訪れます。「すいません、忙しいのはわかっているんですが、ここをどうしても手伝って欲しくて…」と質問してくるのです。困った姿の後輩を見て「やっぱりこいつはまだまだだな」と気分がよくなり、貴方は後輩がこなしきれなかった仕事を引き受けることにします。

しかし残念なことに、貴方はその仕事を全うできません。資料作りだろうが単純作業だろうが、貴方は社内で求められている基準より大幅に低い仕事をすることになります。

「終わったよー」とファイルを渡した後、後輩は困ります。とても上司、もしくはクライアントに提出できるクオリティではないからです。そして、後輩はこの時点で「この先輩はいつも偉そうにしているけど、本当は仕事が出来ないんだな」と見抜きます。そして、二度と仕事の相談をしないようになるのです。

こんなサイクルを繰り返して繰り返して、貴方はくすぶっている30代となります。深夜帯は世界で一番の優秀な人間、昼間はただのオッサン。そのまま40代に突入すると転職できる実績もない、手に職もない、潰しの利かない人材となり、最後はタクシードライバーにでもなって人生ゲーム終了となるでしょう。

手遅れになる前にやるべきこと

こんな人生は送りたくないと思った方は今すぐ、自分はくすぶっているのではなく、単純に仕事が出来ないのだと認めてください。そして、明日からでも遅くないので、しっかりと仕事をするようにしましょう。

仕事は締め切りより少し早く終わらせる、メールにはすぐ返事をする、ソーシャルメディア2ちゃんねるまとめを見ている時間を勉強に費やす、部屋を掃除する、規則正しい生活を送る、自分より仕事が出来る人から盗めるものを盗む…貴方がやるべきことはいっぱいあります。

いくつかはもうすでに間に合わないでしょう。でも、全部が手遅れになるよりはマシです。あらゆる方面で努力をして、改善をして、ちょっとだけ可能性のある40代になるべく頑張ってください。

もう一度言います。貴方はどの分野でも一番ではありません。そのクソみたいな万能感は、すぐに捨ててください。

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