読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ヤドリギ

遺書代わりのメモ

日本代表の敗戦からわかる「育成」の重要性

残念ながらフルボッコで幕を閉じた日本のブラジルW杯。ドイツW杯そっくりの失点の仕方をしたり、ギリシャがこっそりロスタイムで勝ち越していたり、ネタに事欠かない敗戦でした。

日本 コロンビアに敗れ1次リーグ敗退 NHKニュース 日本 コロンビアに敗れ1次リーグ敗退 NHKニュース

これから戦犯探しや監督批判、世代交代や生卵などいろんな反省や批判、提言など出てくると思うのですが、個人的には育成に焦点を絞った話がもっと出てきたらいいなと思います。

いま、選手を育てているのは誰?

私はスペイン人の友人がいて、彼からよくサッカーの育成についての話を聞きます。

残念ながら今大会のスペインは1ヶ月前のチャンピオンズリーグ決勝がスペイン勢同士の対戦だったこともありコンディション調整が間に合わず敗退してしまいましたが、ここ6年ほど世界のトップに君臨していました。そして、それを支えたのが幼少期からの一貫した育成だということです。指導法も常に進化しているので、スペインには世界中から指導者見習いとしてやってくる人がいるという話も聞きました。

一方、日本でサッカー選手を育てているのはどこかといえば、ユースもありますがだいたいが学校のサッカー部です。そして、プロサッカー選手を輩出した高校の指導者が総じて指導力があるかといえば、気合とか集中とか精神論ばかり語っているケースも多く、疑問符がつきます。今はユース出身者も多数Jリーグで活躍していますが、ユースの指導者も決してレベルは高いわけではないという話も聞きます。

逆に言えば指導法が確立されておらず、精神論者が選手を育てることも多いむちゃくちゃな状況でもW杯に出場でき、かつ海外クラブからのオファーが来るくらいのプロサッカー選手が日本からは出てきているわけです。ここに指導力が加われば、素材型で終わるようなケースが減り、海外で活躍する選手ももっと増えていくのではないでしょうか。

スポンサードリンク

選手ではなく指導者の育成が急務

これから日本代表の回りで代表監督の交代や世代交代論などいろんな議論が起きると思いますが、私は日本サッカー協会がどんな選手を育てていきたいのか、どんな日本代表にしたいのかを組織ぐるみで決定して、その哲学に沿った監督を選び、選手を育成できる指導者を育成できるかに注目しています。

たぶん、日本代表はもう監督を交代すれば万事解決するような時期は終わって、日本代表というチームの方針を決めなければならない時に来ています。パスサッカーで勝つのか、それともでかい選手揃えてパワープレイで勝つのか、はたまた守り勝つのか。それが決まらないことには、ただ成績の良い監督を連れてきたとしても、今年のW杯を繰り返すことになるでしょう。

次のW杯までに指導者、哲学、組織の全てを決定、改善できるとは思いませんが、今後4年、8年、12年というスパンで「日本代表といえば〇〇で有名だが」の〇〇くらいは決まるといいなと思います。

広告を非表示にする