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ヤドリギ

遺書代わりのメモ

行動力だけあるバカが先見の明があるあなたと組むと優良企業ができる

ナンバー2論みたいなものがにわかにブームです。そして、「私はトップの器じゃないから、ナンバー2に向いている」という意味の分からない全能感を持っている人も増加中です。

自称「ナンバー2向き」はヒラ社員向き

私は「自分はナンバー2向きだ」と言っている人が実際にナンバー2の素質を持っていたケースを見たことがありません。間違いなく、ほぼ全員がヒラ社員向きでした。どうもみなさん、ナンバー2の仕事について「社長の相談役」とか「責任を回避できる割には給料が高く、やることもあまりない」とか、大いなる勘違いをされているようです。

ナンバー2のポジションに就いてみればわかるのですが、仕事は死ぬほど大変です。社内で起きていることを逐一把握しなければなりませんし、要するに、ナンバー2の仕事は、社長の働く時間を短縮し、意思決定だけに注力できるようにサポートすることなのです。なので本来社長がやるべきこともしなければなりませんし、失敗したら責任を取らなければならない局面もたくさん訪れます。おそらく大企業のナンバー2なんかになってしまった日には、365日24時間が勤務時間になることでしょう。

戦国時代の軍師の話を本で読んでナンバー2は華やかなポジションだと思うかもしれませんが、実際はやることは泥臭く、会社の闇の部分を全て抱えることになります。功績は全て社長のもので、社内からは何も仕事をしていないと思われなければならない。そして対外的には汚いことをしていると思われることもたくさんやるので、同業者から恨みを買うことも多々あります。それでもやる覚悟がある、やる価値があると感じている人だけが優秀なナンバー2になれるのです。

行動力のあるバカを説得して社長にしろ

…さて、優秀なナンバー2になるには?というテーマで前置きを長々と書いてしまいましたが、本編に入ります。すいませんここからが本番です。許してください。

世の中には実に多くの行動力のあるバカがいます。よくネットで叩かれる人もいれば、ネットを全く活用していないけど自然と仲間が集まってくる人、もう叩かれないレベルにまで突き抜けちゃった人などなど、良識のある人からは「うぜえ」と思われる人のことです。

もしその中で「こいつビジネスに向いてそうだな」と思えるバカがいたら、即スカウトしてそいつを社長にしましょう。そして新規顧客の開拓を社長に任せ、あなたは社長と会社両方の舵取りをしっかりしてください。そうすれば、気づいたら優良企業が1つできていることでしょう。

ここで大事なことは、戦うビジネス領域の決定、戦略立案、必要な人材調達などは全てあなたがやること。行動力だけに特化した社長をロボットのように操り、あなたが考えたことを最大化してやってもらうようにしてください。極端な話、社長はあなたが決めたこと以外はやらなくていい、くらいの取り決めをしてもいいでしょう。

優秀なあなた+行動力のあるバカ=優良企業

ここまでお読みになってわかった方もいると思いますが、ナンバー2はポジションを作って配置するものでありません。自らが「この人の下に入ってサポートすればウッハウハやで」と判断した時にだけ生まれる職業です。実際は会社のすべてを決めているけど、戦略を遂行するまでの時間的余裕がないから行動力のある社長に代わりにやってもらう。それが理想的なナンバー2なのです。

自分には先見の明があると思っている人、すでにいいビジネスモデルを思いついてあとはカネだけだという人、会社の同僚が全員バカに見えてしょうがないので自分が会社を作ってソフトバンクハゲよりずっといい会社を作ってやると息巻いている人は、今から行動力のあるバカを探して起業しましょう。個人的にはギャンブルでなかなか負けない運の強さを持っている人とかもオススメです。

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