ヤドリギ

遺書代わりのメモ

モテない男、仕事ができない男は「嫌い」を起点に話をする

久々にホストクラブ経営者連中との飲み。いまホストを目指す人の傾向や、多様化しているお客さんの価値観とスタッフがそれについていくための情報収集方法、そもそもこれからホストクラブは生き残っていけるのかなどなど、夜の街の仕事について知識をアップデートする貴重な機会になりました。

おもしろかったのが、「モテる男になりたい」という理由で面接を受けに来る男がこの頃多いという話。訪れてくるのはイケメンから二次元の世界から抜け出せないオタクから様々だそうです。で、そんなタイプもいるとお店に多様性が出てくるからたまに雇うんだとか。それで徹底的に鍛え直すんだそうです。

「で、結局鍛えた子たちはモテるようになったんですか?」と聞いてみたところ、半数が途中で辞めて、残った半数のうち3割くらいはものになるんだそう。他の店の話を聞いていないのでこれが平均打率かはわかりませんが、モテるコツは店で共有されているそうで、だいたいうまくいくんだそうです。

「どこを鍛えるんですか?」とさらに突っ込んで聞いてみたら「あいつら自分の嫌いなことを話題にするからモテないんすよ」と一言。そういう男は(女もそうだけど)どんだけ容姿が良くても全くモテないんだそうです。

彼のお店では「モテたい」という動機で入店してきた子は、最初に好きなことを思いつく限り書き出させ、それについて話をするトレーニングをするんだとか。これがモテの第一歩とのことです。

面白かったのが、彼らは好きなことを話題にすると話が全然続かないそうです。普段から「好きなことを話す筋肉」がついていないので、3分も続かない。逆に嫌いなことだと何時間でも話せるとのこと。「あの芸人は世の中ではおもしろいとは言われているけど私は全くそう思わないとか、最近観た映画のストーリーの矛盾についてとか、そういう話題になると目がキラキラするんですよまじうぜえw」と笑いながら話していましたが、矯正は大変だったろうなぁと思います。

で、紆余曲折をへて非モテ→モテにクラスチェンジした子たちは、好きを起点に話をするようになると。もちろん嫌いなことについての話もするそうですが、身内だけの集まり限定にできるようになるとのこと。人件費的には教育コストが大きすぎて赤字だよなと思いながら聞いていたんですが、ホストクラブも人材不足の波が来ているんでしょうかね。

というわけで、モテなくて困っている方、好きを起点に話をする努力をしてみましょう。「戦争法案絶対反対!」みたいな人と付き合うの、いやでしょう?嫌いを起点に話をする人がモテないというのは、要はそういうことです。頑張ってみてください。

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最後に、「モテないやつって仕事できないですよね?」と確認してみたところ、「できないっす」と即答。私もそう思います。

モテの定義をどうするかによっても変わってきますが、仕事ができない人は言い訳から入ることが多く、面接時にマイナス方向の話題が多い人は極力雇わないようにしています。