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ヤドリギ

遺書代わりのメモ

文章が下手な人はまず論点と意見を一致させるトレーニングをしたほうが良いよ、という話

ブログを書くとき、言いたいことは決まっているんだけど文章がうまく書けなくて苦労している方はいませんか?何日もかけて書き上げた記事に「意味不明」とはてブをつけられたり、罵詈雑言をTwitterで投げつけられたりしていないでしょうか。

あなたの文章が下手で伝えたい事が伝えられない理由はただ1つ、論点と意見が一致していないからです。論点と意見が違う文章は、正しい意見を述べていたとしても人をイライラさせ、共感を1ミリも得ることができません。私の会社でも入社したばかりの新人がたまに同じことをして、周りの社員から注意を受けています。

論点と意見の不一致は、ちょっとしたトレーニングで簡単に矯正することができます。この記事ではそのトレーニング方法について書いてみました。文章だけでなく、普段の生活の中でコミュニケーション不全に陥りやすい人の役に立てば幸いです。

論点と意見とは?

まず、この記事における論点と意見を定義しましょう。

論点

論点とは、議論の中心となる問題点です。これは文章全体にかかってきます。

良い文章は良い論点で書かれていると言っても過言ではありません。

意見

これはもうそのままで、あなたが言いたいこと、伝えたいことになります。

ここは人が言っていたことではなく、必ずあなた自身の頭で考えたことを書きましょう。

 

論点と意見が一致していない例

論点と意見を理解したところで、「論点と意見が一致していない」一例を見てみましょう。

 

論点:ツタヤ図書館はなぜ反対する人が多いのか?

意見:私はアベ政治を許さない

 

もうわけわかんないって感じですよね。

ツタヤ図書館の話をしているはずが、気づいたら安倍政権を批判することになっていた。「この人バカ?」と思うかもしれませんが、実は世の中の大半の文章はこんな感じで論点と意見が一致してません。

そして、あなたがバカにされている記事も同じような道をたどっているのです。

論点と意見が一致しない理由

なぜ論点と意見が一致しないのか?これは簡単で、論点か意見のどちらか1つだけ決めて書き始めるからです。

先ほどの例でいうと、「ツタヤ図書館はなぜ反対する人が多いのか?」という論点を思いついていきなり書き始めたと考えると…

 

論点:ツタヤ図書館はなぜ反対する人が多いのか?

  • 運営元のCCCの評判が悪いらしい
  • 調べてみたら最初の事例である武雄図書館に古本を売りつけていたことがわかった
  • 古本を血税で買う判断をした行政は何を考えているのか?
  • 税金の無駄遣いをする自治体を問題視しない日本政府は無能ではないか?
  • 無能な日本政府の長である安倍総理はツタヤ図書館問題について責任を取るべきだ

意見:私はアベ政治を許さない

 

このような流れで「ツタヤ図書館全然関係ねえ」な意見にたどり着いたと考えられます。

ありえない飛躍だと思うかもしれませんが、あなたの書いている文章も構造は同じです。「私の好きなラーメンは?」という論点で始まったはずが、いつの間にかラーメンは体に悪い、太るみたいな話に飛んでいき「来年からジム通いを始めよう」という意見で締めていることはないでしょうか。それが論点と意見の不一致です。

論点と意見が一致しない文章は読んでいて「?」となりますし、あまりにも飛躍するといらだちを覚える人が出てきます。いわゆる「チラシの裏にでも書いてろ」案件になるので、気をつけましょう。

論点と意見を一致させるトレーニング

いよいよ本編です。

論点と意見を一致させるにはどうすればいいか?それはキーボードを叩く前に論点と意見を紙に書くことです。別にEvernoteとかに書いてもいいんですが、そうすると文章も一緒に書いてしまうのでまずは紙に書いてください。

「ツタヤ図書館はなぜ反対する人が多いのか?」という論点を思いついたら、それに一致する意見をメモ帳に書いてみましょう(ツタヤに恨みはないですよ)。

 

論点:ツタヤ図書館はなぜ反対する人が多いのか?

意見:民間の利益追求型の思想を公共施設に持ち込むことに疑問を持つ人が多いから

 

ようやく論点と意見で取り扱う内容が一致しました。最初の例がひどすぎただけに、これだけでまともな文章になりそうな予感がしますね。

まずはこのトレーニングを徹底的にやってください。論点と意見を書き出し、双方が呼応しているかどうか厳しくチェックしましょう。ネット上で人気がある記事を読んで、論点と意見を抜き出すのも良い勉強になります。

本当は論点と意見の間に「論拠」があるのですが、そこまでやると混乱しそうなので今回はここまで。まずは論点と意見の2つをきっちりと決められるようになってください。

まとめ

どうでしたでしょうか?論点と意見を一致させることは、自分の意見を世の中に発信するときの必須事項です。いままでうまく文章が書けなかった方は、ぜひ今日からトレーニングを始めてみてください。

論点と意見を一致させることは文章だけでなく、普段の生活における会話でも効果を発揮します。会議で意見を言ったら「いまはその話をしてるんじゃないんだよ!」と怒られた経験がある方は、意見を言う前に「いまはどの論点で話をしているんだろう?」と一歩踏みとどまって考えるクセをつけてください。それだけで社内の評価もぐっと変わってくるはずです。

最後に、この記事は山田ズーニーさんの「伝わる・揺さぶる!文章を書く」を参考に書かせていただいています。この本の中には論点と意見の間にある「論拠」の書き方についても載っているので、気になる方はぜひ買って読んでみてください。

 

伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)

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好評だったら続きを書こうかと思います。この記事が文章を書きたいけどうまく書けない方にとって少しでも役に立っていれば幸いです。

 

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