ヤドリギ

遺書代わりのメモ

どんな優良な会社を作っても、最後は1%の稼ぎ頭を99%の下っ端が支える組織になる

夜の街で、娑婆で、いままでたくさんの店、会社を作ってきて、どれもそこそこ、もしくは大当たりの結果を出してきました。地味~にやってきたので経済誌とかにも補足されず悠々自適に生活も出来てきたので、このままぽっくり終わって目立たないままこの世とおさらばできればいいなと最近は考えています。

1つだけ未練があるとすれば、全員が活躍する会社を作れなかったことです。一億総活躍じゃありませんが、社員全員が能力が高く、結果を出す。野球で言えば日替わりヒーローが出るような会社を作りたかったのですが、たぶん私が生きているうちに叶うことはない、というか作るのは不可能だろうなと諦め始めています。

いままで優秀な人ばかりヘッドハントした会社を作ったり、儲からないフリーランスや意識高いだけの学生ばかり雇った会社を作ったりしてきたのですが、 結局どの会社も1%の超優秀人材が生まれ、その人材を残り99%の社員がサポートする組織になっていきました。いわゆる働きアリの理論ですね。

で、毎回同じに結果になるのがつまらなかったので、稼ぎ頭が生まれたらそいつを独立させるとか、わざとヘッドハントさせるとか色んな技を使って理論に抗ってみたのですが、やっぱり最後は同じ形に収束していきました。経営をやってみるとわかると思いますが、本当にそうなるんです。

若い時分は「絶対にそんなことはない!どこかで全員が同じように稼げる会社が作れるはずだ!」と突っ張っていたんですが、やがて「これが現実なんだ」と受け入れるようになりました。歳をとってからはどうやって稼ぎ頭の人数をを1%から5%くらいまで引き上げるか?についてずっと考えています。

なんかね、死が近づくにつれて、「あぁ、昔の人が言っていたことはだいたい正しいなぁ」と思えるようになってきました。若いうちから歴史を学んで、「全員が主人公なんて無理なんや」と悟りを開けていれば、歴史に残る大企業とか作れてたんじゃないかなあと後悔しております。

いまは1%の人材に投資をしてより会社を稼がせて、残り99%の給料を増やして「あいつばっかり贔屓しやがって!」な不満を抑えるのが最高の経営だと考え、日々精進しております。こういう経営の教えどっかでまとめておけと言われてるんだけど、なかなか時間が取れないんですよねぇ…こんなブログも書いちゃってますし。