ヤドリギ

遺書代わりのメモ

どれだけ叩いても株式会社DYMは“良い会社”として生き残れると思う

こんな記事がありました。

タイ全裸の株式会社DYMが評判の隠蔽に使った7つの手法 by @tsuj タイ全裸の株式会社DYMが評判の隠蔽に使った7つの手法 by @tsuj

勇気ある記事として拡散されていますが、おそらくこの記事が出たとしても大きく状況は変化しないのではないかと考えています。

世の中には一定数の“良い会社”とされる会社があります。自分たちではできないけど、何が何でも成立させないといけないことを代わりにやってくれる会社のことです。近年で言うと、ゴールデン街で放火する人を見つけられるとか、王将の社長を射殺できるレベルのプロを雇えるルートを持っているとか、そのへんでしょうか。

昔は不動産の売買をめぐってこの手の“良い会社”が重宝されていた時期がありました。どんな厳しい条件でも必ず成立させるので、大企業にとって良きパートナーだったのです。いまは暴対法だけでなく、監視カメラの増加やその辺を歩いている人たち全員がスマホでいつでも撮影ができるといった環境の変化に伴いこの手の会社は減ったと言われていますが、いまでも大型ビルの建設をめぐって不自然な死が起きることがあるので、一部は生き残っているのでしょう。

株式会社DYMはおそらく“良い会社”枠に入っているのだと思います。手段を問わず、時には物理も用いて検索結果をいじり、真摯に書かれた批判も含めて悪い評判を消せるノウハウと人員を抱えているのは大きいです。自分たちでDMCAへ無理やりな削除申請をすると「あの会社は真実を隠蔽しようとしている!」と言われますが、DYMが代わりにやってくれればバレたとしても「風評被害対策を頼んだが、こんなことは頼んでなかった!」と政治家の「秘書が勝手にやりました」メソッドを発動することができます。こんな良い会社はないでしょう。

いつの時代も、「やらなければいけないけどやりたくないこと」を代わりにやってくれる“良い会社”は一定の需要があるものです。なので、最初にご紹介した記事は株式会社DYMに多少のダメージは与えると思いますが、追い打ちができる弾がなければ意外と早い段階で回復するんじゃないでしょうか。私は正攻法が好きなタイプなのでこの手の会社は消えて欲しいですけどね。

でもまあ、競合じゃないしそんなに気にしなくてもいいか。記事を書いた方の評価が爆上げになってさらに良い仕事が舞い込んでくることだけ願って、このエントリーを終了させていただきます。

追記(20160423)

記事を書いたご本人から反応をいただきました。ありがとうございました。

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